『学びの多い講義でした。』という言葉を先生に贈る方が結構いるのですが、当方にはこの言い回しが失礼な表現に感じられる。当然自分は使っていなかったので、違和感の源泉について真面目に考えたことがなかったんだけど、昨日ボケ~っと、考えてみるとスコンと落ちた。
『多い』という言葉は『数えられるモノやコト』にかかっており、そこに違和感があったのです。まるで、、、
『教授が教えてくれたことのうち、自分が【学び】として吸収できたことが【多い】講義でした。』と言ってるように思えてしまう。
失礼な表現と思う点、
1、生徒が上から目線で、欲しい部分だけ吸収しているような表現。
2、講義全体の全てではない部分(=多い)に対して評価しているような表現。
当然、そういう講義もあります。というかそういう講義の方が多いです。だって、学生もそれぞれに各分野のエキスパートなわけですから。でもね、最後のご挨拶とかで、こういう表現はどうかな~~???って思ってたんですよね。考えすぎ???
公式な場では、
『先生の教えの全てが、私達にとって素晴らしい学びとなりました。』と言うべきではないかい?
ちょっと理屈っぽくなってるか???
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