悲劇的英雄、判官源義経に同情する気持ち。転じて、弱者・敗者に同情し声援する感情をいう。(出典 小学館デジタル大辞泉)
日本人は国民性として判官贔屓の傾向がある。そしてオイラもその一人。横浜FCのように大手資本にやられて、ゼロから立ち上がろうとしているクラブを応援し続けているのはその表れだろう。
おいらはこの性向が悪いと言ってるのではないし、むしろ日本の美徳だとも思っている。
でもね、、、これを逆手にとって大衆心理を扇動するようなメディアは「マインドコントロール」以外の何物でもない。何のことかと言うと、、、
ベスト16敗退以降の、日本代表を賛辞する記事のほとんどのことである。ヤフーニュースから抜粋すると、下記のようなタイトルが並ぶ。
国内ニュース①:サッカーW杯:日本、逆転負けもベルギー苦しめ名誉挽回
国内ニュース②:サッカーW杯:ベルギー相手に2点先取の日本、時間稼ぎせず逆転負け
国内ニュース③:本田圭佑が代表引退「活躍した若手に」優勝の夢託す
国内ニュース④:本田、見事なラストダンス サッカーW杯ロシア大会
判官贔屓な自国メディアが自国代表を称賛するのはまだ仕方ないとしても。下記のように、国内メディアが「海外メディアが日本代表を称賛する記事を紹介」する記事が溢れかえっている。
海外ニュースの引用①:サッカーW杯:日本代表・サポーターの美しい去り際に賞賛相次
海外ニュースの引用②:海外メディア、日本の戦いぶりに「素晴らしい試合の驚くべき結末」
海外ニュースの引用③:日本、世界に広がる感動の輪 海外ファンも喝采「真のサムライ」「日本人は誇るべき」
海外ニュースの引用④:ベルギーを追い詰めた日本イレブンに海外ファンも拍手
海外ニュースの引用⑤:日本の戦いぶりに感服。酷評から一転、海外メディアが手のひら返し【ロシアW杯】
海外ニュースの引用⑥:海外「日本は誇りに思うべきだ!」 世界に衝撃を与えた日本代表に外国人から称賛の嵐
これは判官贔屓な日本のメディアの「フィルターを通した海外の声」であり、海外報道のマジョリティではない。
海外メディアのマジョリティはおそらくこんな感じだろう。
「2点を守る方策身につけろ」…「ESPN」マーク・オグディン記者
にわかサポーターを含めて水膨れしたマジョリティがベスト16に満足し、酔いしれている間に、サッカー協会は一連の問題に責任も取らず、また外人監督を招聘し、4年ロールの体制変化を継続しようとしている。
だからオイラは、「日本サッカーを弱くしているのは、この結果に満足している我々サポーターにある」と言っている。こんなメディアコントロール許されていいはずがない。
頑張れ、未来のニッポン代表!!!
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