2017年4月26日水曜日

日本郵政の減損処理について

「過去のレガシーコスト(負の遺産)を一気に断ち切る」と、、、普段は頭を下げないおっさん(笑)がテレビに映る。

日本郵政の長門正貢社長が昨日記者会見で仰った。

良く分かってる人にとってこの表現は違和感だらけだよね。だってさ、たった2年前に6,200億円で買ったものを4,000億円減損っておかしいでしょ。この間為替が15%やられてるのを割り引いても変だ。そうなんだ、、、

「過去のレガシー」って表現がおかしいの。

まるで一時代前の投資の失敗みたいな、どこか他人事みたいな、この経営判断が英断みたいな、、、てめぇ株主様に嘘ついてんじゃねぇ。

『2年前に変なブローカーに騙されて実質価格の3倍でオーストラリアの会社を買っちゃいました。今さら気づいちゃったので償却します。当時の社長にも現経営陣にも責任とらせます。でも買収したのは私じゃないですからね、レガシーですからね~』

本当はこう言いたいんでしょ。ディールに間違いはつきもの。だからそれについては今回問題にはしない。ただねディールの失敗を隠したり、誤魔化したりするやつは、一生上達しないよ。

それ以上に言えることはそういう輩の回りには人が集まらないよね。

チーン↓

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