2017年4月14日金曜日

北朝鮮有事に備え

本日はバタバタしてたのでマーケットをチェックするのが引け後になってしまった。ドル円、日本株ともに上値重いもののレンジムーブとなっており、「材料待ちだったのか、、、」と勝手解釈。

かかし、、、夕方に改めてニュースをチェックすると、米国と北朝鮮が一触即発になっているじゃないですか。双方に威圧的な発言をぶつける形となっており、週末にむけて何やら落ち着かない状況。勿論、水面下では米国⇒中国⇒北朝鮮の経路で何らかの対話がされているものと予想されるが、それぞれの首脳のこれまでの行動を考えると正直怖くなる。

その割に日本株市場は冷静だったと思う。おまけにボラティリティーも低下している。正直意味わからんというか、平和ボケの極みとでも言うべきか。

昨日18400円時点で16750PUTを100円で売却したが、これが先ほど18300円時点で90円で買い戻せた。週末のセータで説明できるものではないよね。

オイラは基本的に戦争やテロで相場を語るのが好きではない。しかし今回は市場への警告の意味もこめてコメントしたい。

SNSが発達して各国首脳がツイッターやフェイスブックでメッセージを発信するようになった。これは有権者が政治や国際情勢に興味を持つという意味でとても良いことだと思う。しかし政治が身近に感じられる一方で、発言を軽く受け止める傾向が出ているのではないか。以下のやり取りはヒートアップしているし、水面下での話し合いが上手くいっていないものと考えてしまうのだが、皆さんはどう考えるのだろう?

13日(米国報道)
「トランプ政権が北朝鮮による新たな核実験が行われると確信すれば、先制攻撃を行う用意があると伝えた。また、北朝鮮が新たな核実験準備に「ある程度の確信があるものの、具体的な時期については分からないと話している。」
13日(北朝鮮報道)
「わが軍は米国がぴくりとでも動けば、無慈悲な報復攻撃で敵対勢力の頭上に核の雷を落とす」
14日(北朝鮮報道)
「最高指導部が決めた時刻、場所で核実験が行われるだろう」

今回のケースは近年のイベント前後と米国のスタンスが違いすぎるため、故金日成国家主席の生誕日前後には行動しない可能性もある。しかしトランプ大統領が長い時間をかけて平和的な解決を目指す人物ではないことはこれまでの行動で見えてきた。

株の上げ下げは正直分からないが、有事のボラティリティー上昇を想定しストラングル買いを構築。この1週間、ペプチドリーム&某バイオ関連株、先物日計りで多少潤ったので、これを軍資金に19500コール 1枚、14250プット 2枚を購入。状況をみながらもう少し積み増すかもしれない。

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