試合終了後ユニフォームを脱いでピッチに叩きつけた挙句、こともあろうに蹴飛ばしたのだ。
デーモンは周囲の大反対を押し切って川崎フロンターレから移籍して来た。デーモンの歴史をよくご存じの方は今回の事件を「またか、、、」と思ったことだろう。オイラもその一人。
フロンターレ時代のデーモンは戦術とチームメイトに恵まれフォワードとして開花し、2013年~2015年は3年連続でJリーグ得点王となっている。我らがKINGカズに「メモリアルゴールを決めた時はカズダンスを踊っても良い」というお墨付きをもらう数少ないプレーヤーの一人である(もう一人は佐藤寿人)。
フロンターレ時代とその前のヴィッセル時代の実績を見てほしい。
当然新天地では異なる戦術、異なるチームメイトに順応しなければいけない。チームカラーもまったく違いフロンターレがクリエイティブなサッカーをするのに対し、FCはオーソドックスなサッカーをする。もっと分かり易く言えばFCのサッカーはいい子ちゃんのサッカーだ。個人的には大久保には会わないと思っている。
そんなことは百も承知で移籍したはず。しかし開幕以降3試合無得点が続き、チームメイトとの連動がうまくいかないことに腹を立て、自分のパフォーマンスにも腹を立て、この愚行。。。
しかもだよ移籍したばかりのチームのユニフォームを蹴るって行為は「俺が点をとれないのは、(このユニフォームの)チームの戦術、チームメイトのスキルが低いせいだ」と言っているようなもんだ。これはサポーターじゃなくてもがっかりする行為だよね。
本人も、取り返しのつかないことを(また)やってしまったと大反省しているようだけどこれはダメよ。若いころのデーモンは気性が荒く、ファウルの多いヒール的FWだった。その悪いイメージを払しょくするために、こつこつ実績を積み、それがフロンターレで開花したのに、もったいないよね。
またこつこつ信用を回復するために努力するのか?もう34歳だよ。誰もがカズみたいになれる訳じゃない。
大久保は父親の死、奥様の病気など家庭の問題でも苦労が続いていた。それでもサッカーに打ち込む姿勢が評価され信頼を回復して来た。オイラも「大久保はいい年の取り方をしているな」と勉強させてもらっていた。その矢先これだ、、、ガッカリだよ。少なくとも息子には見せたくないワンシーンだった。
0 件のコメント:
コメントを投稿