昨日コメントした英国動画配信大手パフォームグループとJリーグの提携についてもう少しコメントしたい。
象徴的なのは、先週末ソフトバンクが英国半導体大手を3.3兆円で買収し、今回英国パフォームグループがJリーグの放映権を2100億円で契約した点。
ソフトバンクの買収にかかる支払いはワンタイムで3.3兆円相当。そしてパフォームグループは10年間のステップアップ(おそらく解約オプション有)。金額ベースでは16倍ほどの違いだが、現在価値ベースでは500倍くらい違うのだと思う。
それだけパフォームグループはリスクの低いディールをしたということ。戦略だけ考えると上手いね!という印象を受ける。
日本と英国のクロスインベストという形になり民間ベースで両国の親密さを印象付ける良い機会ではあるが、実際の所はソフトバンクは大きなリスクを負い、パフォームグループは小さなリスクに留めている。
もちろんリスクが大きな分、ソフトバンクが成功したときはもの凄いレバレッジがかかる訳だが、それには追加的なリソースを大量に投入し、時間もかけなければいけない。
このコントラストが面白いなと思い、ついついコメント。そろそろ気絶します、明日もつくばなので、、、、、
0 件のコメント:
コメントを投稿