2017年7月3日月曜日

都議選自民惨敗

既報の通り都議選において都民ファーストの会が第一党、公明党との連携で過半数を獲得し、自民党は惨敗した。

この結果をオイラはとても残念に思っている。何に一番ガッカリしたか、、、それはね流行やムードに流された投票結果に見えてならないからだ。

選挙期間前から森友学園、選挙戦突入後も加計問題、稲田防衛大臣問題、下村幹事長代行問題、豊田議員問題、、、国政におけるネガティブなニュースが沢山報道された。一方、小池都知事は就任以降、何を示してくれたのだろう?成果はあったのか?とてもではないが及第点は与えられない。

これは都議会選挙なのだよ。小池チルドレンとも言える新人議員たちのクオリティはどうだ?そこまで考えて投票したのか?

石破前地方創生担当大臣はNHKの取材に対し以下のように述べている、「歴史的な大敗だということを率直に認めるべきだ。国政の影響をたぶんに受けた選挙であり、一地方の選挙だということはありえない。今回の選挙では、自民党が謙虚で誠実だと思っていた都民は少なかったということではないか。『都民ファーストの会』が勝ったというよりは、自民党が負けた選挙だ」

正しい表現だね。でもね、「結果として都民ファーストの会を勝たせたのは有権者」なのだよ。そしてこれから素人集団の都政が始まる訳だよ。国政では過去2度素人に政治をやらせてみたよね、1993年の自民党と共産党以外の政党による連立政権、そして2009~2012年の民主党による連立政権である。

一定の年齢の方は覚えてるよね?若い方はその歴史を紐解いたのか? この時代本当に酷かったよね、、、、まるで飯事政治。

出てしまった結果は覆しようがない。最近緩みのあった自民党にとっては非常に良いお灸になっただろう。色々書いたけど自民党を応援している訳ではない。しかし「暗黙知」として国を動かすノウハウを持っているのは、今の所、自民党しかないと思っているだけだ。オイラは民主党政権時代の様子を比較的近くで見る機会に恵まれたので、特にその思いが強い。

なお、、、オイラは年初の独り言で安倍政権の不安定化を予言している↓ これを予想した人はなかなかいないと思うよ~~(笑)

【2017年1月2日の独り言より抜粋】
個人的な相場観、世相認識、気になっている点など

  1. 外交の不安定化と世論形成
  2. アベノミクスの不安定化と世論形成
  3. 投資性向の低下
  4. 上記を踏まえて日本の政治が不安定化する可能性(一寸先は闇)
  5. トランプ政権が徐々に他国窮乏策を推進(影響はじわじわと出て来る)
  6. グローバルのパワーバランスが変化(影響はじわじわと出て来る)
  7. 欧州の金融システム不安再燃(欧州内でのパイの奪い合い)

明日の相場はちょっと荒れるかもしれないね。

あ~言いたいこと言ったらスッキリした。

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