基本的にこの通貨の大好きなオイラは、買いのONE WAYでそこそこの収益を上げ続けた。かかし今回の下落で過去の累積利益の全てを吹っ飛ばした(涙)
まぁ、相場だからやられちゃったものは仕方ない。大切なのはなぜやられたのか?これからどうするのか?
やられた要因
- 高金利通貨は基本的に適度なサイズで買い回転。
- 絶対にショートにしない。
- コスト上の損切りルールが不明確。
- ストラテジー上の損切ルールが不明確。
冷静に見るとアホなディールだね(反省)。
それぞれの要因について検証および反省
- 適度なサイズにしていたおかげで致命的な損失は免れることができた。しかし買い回転に固執することで、利食い売り後、多少の押し目があるとすぐに買い始める悪い癖があった。
- 高金利が故、ショートに出来なかった。しかしこれはほとんどのFX個人投資家が同じ状況で、今回の暴落局面においても負傷者多数(オイラモその一人Orz) 結局、大勢と同じポジションをもっているという意識が薄かった。
- 基本的にHOLD系のポジションだったので、ちょこまか回転させるものではないが、『今期の収益の半分が飛んだら、、』とか、『累積利益の半分が飛んだら、、』とか、明確なロスカットルールを定めていなかった。
- ストラテジー以前に、南アフリカという特殊な国について、もっとアクティブに情報を取りに行かなければいけなかった。コモデティ(金)との相関、政治情勢、景気、輸出入の状況、比較的用意に取得できるデータはあったはず。
これらの反省を踏まえ、引き続きランドはロングします(反省ゼロ) しかもポジションを乗せます。でもロスカットレベルは今回のヤラレの半分に設定。
今回の急落の要因について自己分析
- 米利上げ前のリスクオフという大きな流れ
- 原油を主体とした商品市況低迷によるリスクオフという、次に大きな流れ
- ZUMA大統領の不人気という根本的な問題
- 市場の信認の厚かった財務大臣更迭という突発的問題
- 三大格付け機関による格付けが投資適格ギリギリという状況
- そして、金利狙いのキャリー型ポジションがかなり残っていたという需給的要因
典型的なドミノ現象でここまで来ている。ただし国庫債務のGDP比率は50%以下で、減価しているとはいえ外貨準備は月間輸入金額の3か月分以上をプールしている。正直、ギリシャ的な状況とは言い難い。こいつが更に下がる時は、世界経済が更にシュリンクしていくときだと思うし、その時はオーバーバリューされていた国が売られる形になる。おまけに緩和的な金融政策が継続するので、最終的な投資資金はキャリー型投資を求めるため、高金利通貨はラウンドボトムを形成するはず。
なお少しだけ付け加えますと、今回の下落局面でトルコリラ円とランド円をロングしてました。しかしなんとなくトルコリラが強くて、ランドが弱かったので、途中でランド投げ⇒リラ買いをいれておいたので(独り言記載の通り)。そのスイッチで機会損失を免れた部分を、昨晩からリラ投げ⇒ランド買いという形で戻し始めています。
もっとも、、、、今回の下落途中でランド投げ⇒リラ買いをやっていなかったら、今頃は【引き続きランドをロングします】とか悠長なことを言ってなかっただろうな。
今回は痛かったけど何事も勉強、勉強。
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