ジェネリック医薬品

本日のワールドビジネスサテライトで「ジェネリック医薬品」の売上が伸びないという特集をやっていた。その要因を、、、

１、新薬メーカーのＭＲと病院の先生との関係が続いている
２、ジェネリックメーカーはＭＲの人数が少ない
３、ジェネリック医薬品の性能を病院（先生）が理解してくれないので、利用が進まない

と言っていた。

かなり思い切った特集だったと思う。

オブラートにくるんで言っていたけど、言葉裏には、、、

１’⇒　新薬メーカーのＭＲが、過去にさんざんお医者さんと関係を作ったので、お医者さんが、なかなかジェネリックに切り替えてくれないのよ。これおかしくね？？？

２’⇒ジェネリックメーカーはＭＲが少なくて、お医者さんと仲良くなる機会がないから、売り込めるわけないのよ。

３’⇒２’に同じ。

製薬メーカーのＭＲの交際費は数年前に問題になって、かなりマイルドになっているものと捉えている。ちなみにこの構造は近年の金融業界も同じだ（逆に、まだやっていたら、呆れるけどね）

一方ジェネリックメーカーが攻めあぐねているのも問題で、「安くていいモノ作ったから、買ってくれるよね？」というアプローチはナンセンス。「安くていいモノ」を判断するのはユーザーだからね。これじゃー国内電機メーカーの「品質は世界一なのに売れない。」と言っているのと同じ。

しかしこの特集、よく出来てると思ったんだけど、ワールドビジネスサテライトのスポンサーにジェネリックメーカーでもいるんだっけ？？？ＣＭはちゃんと見てないから分からないや。