2008年11月29日土曜日

中間点検

最近、まともなコメントをしていなかったので、中間点検的に、、、

FRBの金融緩和については、10月に結構書きましたが、予想されたように、利下げ→信用緩和→非伝統的資産の購入のパスを通っており非常に好感すべき内容。

個人的には時間軸導入の可能性も高いと思っております。その際はどんな内容になるんだろう、、、『信用収縮懸念脱却できるまで、現状の金融政策を続ける』こんな感じかな?財政政策がセットされているのですから、長期金利を押さえ込む必要があります。

財政リスクプレミアムが大きくなれば、時間軸がイールドをつぶしても意味がない、という議論もありますが、中国や日本が米債を売らない限り、そこまで米債がクラッシュすることはないように思います。最終的には日本で発生した、異常なブルフラットの道を辿る可能性もあります。

米国の対応は後手後手かつ迷走、というコメントをよく聞きます。確かに一部に迷走ととれるものもありましたが、施策はきわめて全う。個人的にはオバマ就任以降も継続できるサイズで小出しにし続けるほうがBetterと思っております。

とにかく市場に”打ち止め感”を与えないことです。

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