この半年間、新たな資金調達に奔走していた。そしてその大きな山を今月末乗り越えることとなる。
ベンチャーは資金繰りとの闘いだ。うちの場合、いくつかの事業が立ち上がり、一定の売上を得ている。現在の人員は派遣社員を含めて18名だが、本業だけ見れば収支トントンレベルまで到達している。
中小企業であればこれでOK。しかしオイラ達はベンチャーで、より大きな市場を目指している。そのため事業開発&技術開発に研究開発費がかかる。この負担が毎年50M 程度あって、その分が赤字になってしまう。
このキャッシュフローを埋めるための資金調達が必要だ。これを優先株、普通株、ベンチャー融資を織り交ぜて調達することにした。
今回の資金調達は困難を極めた。オイラ達とは関係のない要因で、当てにしていた出資が受けられなくなったからだ。そのため4~5社との繊細な調整が必要になり、契約書の調整は困難を極めた。
A社の要求をのめば、B社が別の主張をする。それを調整している間に、C社がまったく別の条件をつけてくる。。。顧問弁護士とは毎日、何度もやりとりして、なんとか全体最適を測ることができた。
9月中旬に第一弾の出資を受け、9月末に第二弾の払込みが完了する。この2件を条件に、銀行三がベンチャー融資を実行してくれる。それが完了すると残りの2件の出資。
年内はこの作業が続くが、契約書の調整は大方住んでいるので、あとは決めたことをやるだけだ。
これで2年程度の資金ポジションは固まったので、ここからは開発に軸足をシフトする。この局面でのオイラの仕事は、開発パートナーとの交渉と、公的支援の申請などだ。やることは盛りだくさんだけど、万事良い方向に動いているような気がする。
新しいアクションに向けて、人材調達も進めていて、先月1名、来週1名、11月に1名の新入社員を迎える。チームの雰囲気が明るいのがとても嬉しい。
さ~~、やっぞ!!!
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