2024年5月19日日曜日

事業開発のDetailを気にし過ぎていた

オイラの業務は相変わらず、CEO業務と全部長業務が混在し、経営業務にいたっては担当業務も多数存在する。

CEOの示す目標に対して、所管の部長が目標達成に向けた計画を策定し、担当者がたんたんと実施する。これが普通の流れであり役割分担だ。

しかしこれを一つの頭、一つの体でやっていると、自分が立てた目標、計画であるのに、知らぬ間に目標を見えなくなる(忘れてしまう)ことがある。これは最低。。。

実施過程において一部分が気になり、その最適化に注力するあまり、「部分最適」が目標になってしまう現象だ。これが1,2件であれば良いのだが、そういう訳にもいかない(10-20件は同時に走っている)ので、様々な場所で目標の記憶喪失が起こっている。

ちょっとやばいな~~と思っていたのだが、目の前のタスクを片付けるのに精一杯で放置していた。すると神のお告げのように、夢を見た。


ビジネススクール生のオイラが、コンサルティングの講義で、仮想クライアントに対し、経営&事業戦略をプレゼンし、質疑している。すべてのプレゼンが終了した後、教授から、「実現性が高く、具体的で、分かり易い、すばらしいプレゼンだった。」と評価された。そこで目が覚めた。


そうだ、オイラ、こういうことがやりたくてビジネススクールに飛び込んで、公的研究機関でコンサルやって、ベンチャー創業したんだよな。やりたいこと(目標)を忘れちゃっている時点で、仕事を楽しめていないという事だ。


オイラは、ピーター・F・ドラッカーが嫌いなわけじゃないけど(分かり易いしむしろ好きな経済学者)、流行り言葉のように使われている、Mission-Vision-Valueという言葉は好きではない。だってほとんどの企業が、これを作っただけで満足しちゃってるからさ。

でも今、ベンチャーに必要なのは、社外向けではなく、社内向けにこういう分かり易いものを再設定して、進んで行くことなのかもしれない。

そもそもMission&VisionとValueは、このキーワードは使用していないけど4年前に設定し周知している。しかし小学生にこんなことを言っても伝わらないのと同じで、研究者には理解されていないように見える。

だから、これを修正することにした。

やることは簡単。子供でも分かるように説明して、オフィスに掲示する。そしてことあるごとに、そこに立ち返る。自分への戒めを込めて、明日から実施しようと思う。

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