2月28日の独り言は、【新型コロナウィルスに関する解釈】を読み返した。
いま考えていることとほとんど変わっていない。おまけに国内に限って言えば、想定通りの科学的解釈と研究が進んでいる。
一方で、アジアとNonアジアの被害の違いは想像もつかなかった。これは今までタブー視されていた人種間によるヒトゲノムの違い、もちろん宗教(活動)、文化、生活習慣、公衆衛生、医療体制、貧富格差など様々な要因が考えられるので、これからも研究推移を見守っていきたいし、ベンチャーで関われることがあれば少しでも貢献したいと思う。
ここから先はほとんど仮説だけど、今は下記の様に考えている。
1、人種間での感染率に大きな差はない。
2、人種間で感染後の発症率(有症率)には差がある。
3、人種間で発症後の重症化率には差がある。
簡単に説明すると、
環境を同じに設定した5つの密閉空間に、それぞれ5つの人種を100人ずつ生活させるとする。そこに新型コロナウィルスが侵入(←等量)した時に、感染する人数は5つの人種とも同じ。これは抗体検査でモニタリング可能。
しかし感染後の発症率と重症化率は人種間で大きく異なり、日本はいずれも低い。これが欧米対比で被害が少なく済んだ要因である。
発症率、重症化率には(2月28日の独り言で書いた)『うまれつき自然免疫の弱い方』等の要因が大きく関係していると思う。それは症状末期に発生するサイトカインストームに似た症状からも推察できる。ようは『このスイッチをオンにしてしまうウィルス側の仕組み』『このスイッチがオンになりやすい人種の仕組み』を解明することが、今後の創薬、診断、治療、予防に大きな影響を与えるのではないかと考える。
週末のブレストはここまで。ここから少し仕事をして、夕方~夜は家族との時間を取ります。また夜中は仕事だけどね(笑
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