WBSでの講義で印象に残ったものの一つに、「CFOの役割」というコマがあった。某上場企業の副社長であり、アカデミアでもある教授の講義は刺激的で、強く記憶に残っている。
この講義をうけるまでの自分には驕りがあって、「オイラはこの分野でアカデミアから学べるものはない」と考えていた。だけどこの先生と出会って考え方が180度変わった。
講義(3時間×8回)の終盤に先生が、「みんな、CFOに対する考え方がかなり変わってきたと思いますが、それでもCFOとして働きたいと思っている人はいますか?」と問われ、オイラは真っ先に手を挙げた。
先生が嬉しそうに、「おっ!(オマエか)」と言ってくれたのが嬉しかった。
細かい講釈は割愛するが、オイラなりの解釈としてCFOの役割とは、「リンクマン」であり時に「司令塔」にもなるポジション。もちろん企業、人材、組織によって役割は変わるだろうが、自分がCFOとして汗をかくのであれば、そんなポジションで働きたい。だから普通の会社で言えば副社長のポジションが分かり易い位置づけになると思う。
オイラはいまCEOだ。本当はCFOをやるはずだった。しかし良い人材が見つからなかったので、「Greensさん、CEOやってくれ。見つかるまででいいからやってくれ。」ということで引き受けた。
CEOの役割とCFOの役割は違う。重なる部分もある。もっともCEOにしかない部分もあり、その想定がなかったから毎日格闘している。
いまオイラが言えること、うちの会社におけるCEOの役割とは、、、
1、おかねを、かぞえること
2、おかしを、かうこと
以上
1、はCFOがいないんだから当たり前、オイラがやる。
2、はふざけてないからね。
みんな実験で忙しいの、大手に比べたら給料は低いの、それなのに頑張ってくれているのね。だから少しくらい喜んでもらいたいじゃない。
ミーティングルーム兼オイラの執務室に置かれたおかしの減る速度で、コミュニケーションの増減、健康面、おかしの嗜好、共通の話題ができる。だからおかしを買うのはCEOの仕事なの。これが出来ない奴には、このポジションを任せられない。
あっ、引き続きCEO募集中ですからね。我こそは!という方はいつでも面談させていただきたいです。
さて仕事に戻るよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿