2015年4月16日木曜日

ありがとうございます

母は3年半、つらい治療を続けて来ました。そして最後まで癌と戦い続けました。

召天する1週間、病床で母がいいました、『〇(←名前)にとって、明日がいい日になるといいね。』 私は意味が分かりませんでした。明日は新しい組織に入社する前日であり、特段予定もない、、、

父が言いました、『〇の、再就職は明後日だよ。』 
すると母は、『そういう意味じゃないの。』 

強い鎮痛剤を投与していた母は、その後を続けずに、再び眠りに落ちました。

母が他界した後、その意味を考え続けました、その時、母が伝えたかった事は、『〇にとって、楽しく、幸せな明日(未来)があるといいね。』 こういう意味だったのかもしれません。



昨日から復職しました。そして今日はチームの方々が当方の歓迎会をやってくれました。帰りがけに、〆のラーメンをつくば駅ビルで『独り』食しながら、思い出す、、、

「子どもの頃、母さんは、こういう、もやしタップリのラーメンをよく喰わしてくれたな~。」 思い出すだけで、涙が溢れそうになります。すると、母の顔が目に浮かびました。とても悲しそうな目をしています。

うちの母は、滅多なことで怒りませんでした。その代り、オイラが嘘をついたり、手を抜いたりすると、とても悲しげな目をしました。その目を見るたびに、『母を悲しませるようなことをしてはいけない。』と思い、何事にも一生懸命取り組むようになりました。

ラーメンドンぶりに浮かぶ、母の悲しげな目は、『哀しい気持ちを口実にして、手を抜くんじゃない。自分に嘘をつくんじゃない。』と、私に語り掛けてくるようでした。

最愛の母を失った哀しみは、癒えるものではありません。それでも、それを口実にいつまでも同じところで立ち止まっている私を、母は哀しみの目で見るのでしょう。

これから先も挫けることは沢山あると思います。

でもね、同じところでウロウロするのは、もう止めるよ。あなたと過ごした43年間は最高でした。そして、生んでくれてありがとう!!


「つくばラーメン」はオイラの新しいソウルフードです(笑)

追伸
沢山の方々から、励ましのお言葉、メール、チャットを頂戴しました。本当に嬉しかったです。これからも、脱線人生を続けますが、折に触れ、アホな私を叱ってください。本当に、本当にありがとうございます。

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