先日、フィッシャーが突然『ハト派』的発言をしたと思ったら、7月のFOMC議事録は『タカ派』的、、、
全部、ロイターを読みかじっただけなので、なんとも言えないが、中央銀行から発せられるメッセージがブレル時って、、、
①中央銀行も迷っている、
②中央銀行が市場のどこかに違和感を持っている(調整を期待している)、
のいずれかであることが多い。少なくとも過去の日本銀行はそうだった(黒田総裁になって随分変わっちゃったけどね)
少なくともイエレン議長は先月の議会証言で、「小型株やバイオテクノロジー、ソーシャルメディアセクターの株価は過熱気味だわ。」とコメントしている。中央銀行の要職者が特定セクターの株価にコメントするのは異常事態である。
しかしその後も、同セクター株は底堅く推移している銘柄が多い。即ち、マーケットがお偉いさんのコメントを無視しているのである。
そりゃ~怒りますよ。「せっかく注意喚起してるのに、何やってんの???」と、、、
よって今回のFRBのメッセージは②でしょ。
過剰緩和による株高、クレジットカーブのフラット化は、金融緩和の出口に向かって修正されるべきもの。当局としてはソフトランディングさせる責任があるのだから、こんな風に、たまには脅かしながら、資産(ミニ)バブルのスムージングを狙う訳です。
今回もそんなメッセージではないか?と勝手に思っています。
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