現在マネーマーケットに走っている旋律は3つ。
①欧州債務問題に起因する本質的なリスクオンとリスクオフ。
② 欧州債務問題解決への時間稼ぎとしてとられた当局の政策対応により発生する人工的なリスクオンとリスクオフ。
③欧州を含む景気実態の好不調およびその先行き見通しに伴うリスクオンとリスクオフ。
この3つが複雑に絡み合って相場を振幅させている。しかしパターン分析においては、単純に2×2×2=8通りしかなく、意外にシンプル。当方がよく【管理相場】と言っているのは、②に起因する人工的なリスクオンORオフに対しては、【人工的】≒【幻想】であり逆張りOKという解釈。
前回のリスクオンは、②の人工的(幻想的)リスクオンに、③の「実態経済はそれほど悪くない」という間違ったマクロ観が加わってしまったため、少々山が高くなりすぎた。解釈としては、①=グレー、②&③=リスクオン。
よって、直近のリスクオフが、比較的まとまった幅になってしまったのも、納得いく調整だったと解釈することが出来る。次回発生するであろう反発は、前回同様に②に起因するものではあろうが、③のリスクオンは、①抜きでは語れない(語りにくい、、)という学習をしてしまった分、マイルドなリスクオンに留まるものと考えるのが妥当。解釈としては、①&③=グレー、②=リスクオンというところか。
よって、直近高金利通貨などの買い下がりを推奨していたが、今回のターゲットは、ランド円10.20円、AUDJPY 82.0近辺までと予想している。
珍しく、平日に書き殴り。もー寝る。
0 件のコメント:
コメントを投稿