昨日【BOJかくあるべし】と威勢よく書いたものの、結局BOJは動いた。
基金増額、共通担保減額&長期国債買入増=NET5兆円増額、投資対象年限も2年⇒3年に長期化し、REIT,ETFも増額。社債も年限長期化になっており、セカンダリー市場が大きくゆがむ形になっているが、発行体は大喜びでは???これって、間接的なBOJ引き受けになるんじゃないか?購入対象銘柄のルールとかよく分からないけど、、、
ま~とにかく、ラーメンで言えば、『とりあえず全部のせ』的な緩和策だった。これがデフレ退治に役立つとか、円安、株高を促すとか、本気でそう考えている人は、(たぶん)少ないのでしょう。いやっ?永田町には結構多いのか???困ったもんだ。
ドル円は面白い動きをしましたね。『基金増額5兆円!』のヘッドラインに、ドル売り反応。声明文をよく読んでいくと、『基金増は5兆円だけど、ツイストオペで長期国債買入は10兆円!』で、今度は円売り。『ETFの2000億はちょっと少なくないか?&N225も、なんか弱くなってきたぞ。。。』で、またまたドル売り。。。そもそも、ドル円のロングはたまりすぎ。イベント終了して、止まればとりあえず売るわな、、、短期筋は。
とにかく、この金融緩和は愚策。これまでのブログをご覧になっていただければご理解いただけると思いますが、当方は大抵の当局のアクションには同意する。しかし、今回は、タイミング、内容、実施時の市場環境、何と照らし合しても、『必要のない緩和』だったと評価している。
GWはどこにも行きません。少し、考えを整理しないとな。
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