予定通りに行けば明日衆議院が解散される。解散から選挙まで40日以内という憲法を最大限活用した苦肉の策。8月選挙は戦後初だとか。。。暑いし、先生方もお盆は地元に帰りますもんね。
都議選で大勝利した民主党は、衆院選で二匹目のドジョウを狙いに行きますが、どうなるのでしょうか。なんにせよ。。。『やってみなはれ、民主党?』このままの流れが続くのか?
生まれながらの都民として一言物申す。石原都政はちょっと長すぎ。今回の自民敗退はその影響も少なからずあったように思える。ご本人は完全に国政のせいにされてましたが。
ご存じの通り、民主党は自民党と同じ、同床異夢の寄り合い所帯。それぞれが分裂して一緒になったところで、結局は長いスパンで、融合と分裂を繰り返すだけで、中長期的な国家ビジョンはないまま、船は沈んで行くのでしょう。
小泉構造改革路線は長期的ビジョンを示したかに見えた。しかし、現段階で検証してみると目立った果実はなかった。賛否両論あるが、金融システムの改善くらいか。。。結局、構造改革ごっこに、国民はおろか、世界中の投資家が踊らされたという事か。
何が望まれるのか?
2050年には、日本のGDPは4位以下に落ちるという。当然上位に位置するのはBRICs&メキシコ、インドネシアなど、、、G8で残れるのは米国のみ、という学者がいるようですが、所詮米国のまわし物が言ってる戯言ですから。
別にGDPレベルで世界最高水準を維持する必要はないと思うのですよ。スウェーデンみたいに、国民が国を信頼して生活している、国家像というのも有りだと思うし、成熟国家として目指すべくはそういうエッセンスがあった方がいいように思う。
脱線するが、、、先日日本で働くスウェーデン国籍の人間と飲んだ(←当然日本語ぺらぺら)。彼は数年働いたら、国に帰って、普通の銀行員になりたいと言う。それほど稼げたつもりはないが、国に帰って、家を建てられれば、普通に生きていくことは出来るとの事。
綺麗ごとばかりになってしまうが、今、政治に求められている事って、そういう事なんじゃないでしょうか?
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