7時過ぎの大江戸線はコロナ前対比で20%減程度。逆に言えばそれだけ時差通勤、在宅勤務が進んだという事か。
東京商工会議所が下記の調査を実施しました。
調査目的:緊急事態宣言発令期間(2020年4月7日~5月25日)を経た、東京におけるテレワークの実施状況を把握するため
※本調査においては、上記の発令を受け、企業が対策を講じることが可能となった4月8日以降を「緊急事態宣言発令以降」とした
調査対象:東京商工会議所会員企業 12,555社
回答件数:1,111件(回答率8.8%)
調査期間:2020年5月29日~6月5日
調査方法:FAXによる調査票の送付、FAX・メール・WEBによる回答/
メールによる調査の配信、WEBによる回答
結果をかいつまんで記載する。
「テレワークの実施率は67.3%であり、前回調査と比較し41.3ポイント増加した。」
オイラ 【えっ?多くない? うちは頑張ったけどせいぜい50-60%だったよ。】
念のため調査結果の内訳をみると以下の様な結果。
内訳
従業員30人未満 :45.0%
従業員30人以上 :74.1%
従業員300人以上:90.0%
オイラ 【テレワーク実施率が90%? そんなわけないだろう。】
よ~~く考えて気づく。報告書には質問事項が記載されていないが、おそらくこんなクエッショネアなのだろう。
「貴社はテレワークを実施していますか? なお社員の一人でも、週1回テレワークを実施していれば、[実施している]と定義します。」
そのあと、続く細かなデータを見ると、
「実施企業のマジョリティーは、従業員の約半分が、週半分程度のテレワークを実施している」という事になる。
上記を集計すると以下の解釈になる。
「従業員30人未満の会社の45%がテレワーク制度を導入しており、導入企業の平均ケースとしては半分の社員が週2-3回テレワークをしている。すなわち従業員30人未満の中小企業におけるテレワーク率は12.5%程度である。」
これは従来の統計データとほぼ整合的である。
東京商工会議所へ>
何をアピールしたいのか知らんが、誤解を与えるデータをどうどうと流すのはやめていただきたい。これは自分たちの無能を宣伝しているのと同義である。
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