証券時代に同僚と「自分の評価は誰が決めるのか?」というテーマで激論したことがあった(飲みながらだけどね・笑)。
オイラは「自分の評価は、自分がする。百歩譲って、顧客がする。」と主張し、相手は「自分の評価は、社内の人間がする。顧客は関係ない。」と主張。お互いに頑固だったので、びた一文譲らずにドロー。
時は経ち、オイラはベンチャーの経営者になり、ちょっと別の考え方をするようになった。
「自分の評価は、自分の事を理解している人間がする。それ以外の評価はただの数字である。」
「自分の事を理解している人間」には当然、自分も含まれる(笑)。そして自分の事を理解している人間というのはとても少ない。
昔は「百歩譲って、顧客がする」と言っていた。これの意味するところは、「社内の人間よりも顧客の方がよほど自分のことを理解している」という考え方に基づくものだったのだ。
あの時、議論の相手とかみ合わなかったのは、「評価者は誰か?」ではなく、「自分の求めている評価とは何か?」だったことに今さら気づく。
相手の方は、「金と地位」に固執する方だった。オイラが欲しかったのは、「長い付き合いの出来る仲間」だった。そう考えると無駄な議論をしていたと思う。
オイラ、ずっと変わらない。
変化球投げられないし、投げたくもない。
真(心)の評価(=仲間)を得るために、全力で進んできた。
次第に仲間が増えながら、同じ真っ直ぐな目玉で全力で進んでいく。
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