麻生太郎副総理・財務・金融相が28日のインタビューで、「来年4-6月の景気状況を勘案しつつ、10月に消費増税を考える。そこまでどう【つなぐ】かを考える必要がある。」 そのために、2012年度補正予算による財政出動で来春の景気をてこ入れ必要を強調した。
ちょっちょっちょっちょっと、待ってくれ。政権発足前から、この流れは既定路線になっていたが、【つなぐ】ということは、【大型補正予算】という【つなぎ】がなければ、4-6月の景気は上がらず、【消費増税は出来ない】という事を認めているわけですよね。
たった半年間の点滴で健康体に戻し、来年4月には、またダイエットを始めるってことですよね。これって、健康になったのではなく、ドーピングってことですよね。
同日の白川日銀総裁のインタビューでは、物価目標、金融緩和、財政出動、成長戦略、、、と至極まっとうな事を仰ってましたが、この糸をちゃんと紡ぐためには、もう少し時間が必要だし、それぞれが持続的に相乗効果を持って良い方向に進むということを確認しなければいけない。
そして、この全てが好転し、弾力性の高い法人税が増収となっていくパスが描けなければ、失われた20年で自民党がやっていたこととまったく同じなんだけど。。。
そもそもだよ、、、乱暴に言えば、この国の借金は、過去の財政出動で、国から民間に資金が移転されただけのもの。「覆水を盆に戻す」際に、民間が納得できる景気好転、持続的な社会保障制度が出来ていなくてはいけない。
個人的には、前にも書きましたが、「もらったものを返さない国民」にも責任がある訳ですよ。払った分以上に年金をもらってしまった人、本当は必要がないのに各種公的保証を受けている人、諸々の政府のサポートのもと、私腹を肥やしたのに、節税して税金を払わない人、、、、、
中期的なROAD MAPを今度こそ書いてほしいのですが、それができないなら、やっぱり『相続税の基礎控除ゼロ、税率100%(全額没収)』でしょ。個人資産はバランスは悪いが、マクロでみれば預超なんだから、これから加速度的に戻ってきますよ。消費税増税とかチマチマやる必要がない。今回失敗したら、これくらいの劇薬を導入しなきゃダメ。もっとも、この施策、反対するのは人口構成比では少数の金持ちだけ、、、これ以上は、ちょっと過激なので書くのを止めておこうか。
少なくとも、これを導入すれば、みんなお金を使うようになるでしょ!
今年も、言いたい放題!【独り言】発進!!!
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