コメントが遅れてしまったが、6年半ぶりにドル買い円売り介入が入った。しかも単独での押し上げ介入である。
菅さん続投が決定し、閣僚人事&外訪と、政治スケジュールがタイトな中、市場参加者の多くは、『今まで出来なかったのに、今週介入が出来る訳ないでしょ。。。』とタカをくくっていた。そんな中だったので、効果的だったというのが第一印象。
24時間体制でBOJが単独介入を続けるという、異例の手法が取られており、主要先進国の同意が取れていたのかと言うと、極めてグレー。。。おまけに中国、韓国なんかを勇気づける結果となってしまい、米国にとっては、『なにすんねん』という感じか?
但し、介入資金で米債を買うということであれば、そんなに文句を言える状況でもないだろう。それに、これまで”自国通貨安で輸出倍増!”なんていう、泥棒のようなコメントをシャーシャーと言っていた米国に、いいように使われていたのだから、これくらいで文句を言ってきたら、いよいよなんだっけ???という感じになりますよ。メディアは知らんが、少なくとも市場関係者は。。。
ただね、、、なんだか外交問題が不穏になってきましたね~。尖閣諸島の問題だって、、、ありゃなんじゃ?そもそもメディアを信じない人間なので、日本贔屓に報道しているあの内容もよく分からんが、中国での反日デモとか見ていると、あれはあれで、中国当局はちゃんと対応すべき。
パワーバランスの不安定化の先に見える次の覇権や、地位を求めて、各国が勝手に主張する最近の情勢に、一抹の不安を覚えるのは私だけだろうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿