先週の円債市場は、週末にかけて急上昇し、週初も同様のトレンドを継続している。
10月第二週目からスタートした金利上昇に、ようやく終止符を打ったわけだが、新政権下で遅ればせながらの口先介入が入ったり、神の見えざる手が入ったのでは???と反発のきっかけには話が尽きない。
しかし、テクニカルなお話をさせていただくと、ここ2年くらいの切り返し過程は、従来よりもSWAPTIONが起爆剤となることが多いように感じる。
先物オプションの建玉だけを見てもその通りだし、本邦投資家によるSWAPTION利用頻度も増加しているように感じる。ご存じの方も多いと追いますが、OTCオプションのトレーダー(特に従来型のトレーディングスタイルの方々=”量産型ザク”と命名しよう)は、デルタに強いプレーヤーが多く、オプションのヘッジは原資産でデルタをつぶした後、せいぜい先物OPでごまかす戦略の型が多い。
一方、SWAPTIONトレーダー(特にスワップハウス系の方々=”グフ”と命名しよう)は、OTCオプションをほとんど使用せず、SWAPTIONマーケットと先物OPと原資産)を有効に使って、ポジションの軟着陸を図る戦略が多い。
何を言いたいのかと言うと、この両者は同じオプションを触っているのだが、戦場があまり重ならないのである。グフは量産型ザクより性能はいいが、宇宙では戦えない。ザクは地上ではグフにかなわないが、宇宙に逃げれる。
もっと、分かりにくくなりましたね(笑)
ようは、オプション性の取引をしたい投資家さん(=ガンダム)は、SWAPTIONを利用できるようになり、ポートフォリオ運営において、従来よりも取引しやすくなったのです。いずれの取引も相対取引ですから、相手方が多い方が当然いい。
グフは自分の性能に過信して、ガンダムに突撃したがる傾向があります。そして、毎回ヤラレル。そして今回も。。。
量産型ザクは、地上でも、宇宙でも、何度も闘って、『ガンダムが強いことを良く分かっています。』だから闘わずして逃げる(=取引量を絞る)。
今後も、グフがガンダムに立ち向かってくれると、面白い相場展開が継続するのですが、グフがガンダムにやられすぎて、量産型ザク化するとつまらなくなりますね。。。
円金利関係者以外は、読んでも、さっぱり意味わからん???という感じになってしまいますね↓。
考え始めたら、楽しくなってしまって、支離滅裂に書きました。
自己満的文章容赦。
0 件のコメント:
コメントを投稿