2009年8月29日土曜日

銀行自己資本規制

本日の日経新聞で銀行の自己資本規制に関する記事が出ていた。

グローバルに営業拠点を持つ銀行に12%以上の自己資本比率、4%以上の中核自己新比率を求める方向だとか。。。

『主要国の銀行監督機関は、景気回復を待って対応を検討する方向』との事ですが、、、

今議論する必要は、はっきり言ってない。IASB,FASBといい、、、勝手に動きすぎ。正直、意味わからん。

前にも書いたかもしれないけど、自己資本規制は、中核自己資本比率だけにして、自己資本比率自体は、景気後退期は6%以上、景気好調期は12%以上とか、アジャストしていくべき。何をもって景気後退と好調を判断するのかは難しいが、監督当局が景気判断すればそれだけでいいような気がする。

で、、、関係ないけど、旧インベストが、また高額報酬を始めたって?原油で相場操縦まがいの取引をしたり、、フラッシュトレードで搾取した金を、従業員に配るわけですが、それも過去最高と言われた2007年並みに。。。頭はいいのかもしれないけど、アホとしかいいようがないですね。

格付け、報酬体系、レバレッジが今回の破滅を招いたわけです。格付けは、火種のくすぶる商品群は格下げされましたが、本来格下げされるべきものはまだまだ(ソブリンを含めて)残っていますよね。ようはまだ、『ダイコンに金粉』を縫ってごまかしてるわけです。

レバレッジは利かなくなりましたが、高額報酬が復活すれば、またずるいこと考える人間はゴキブリのように増殖するわけです。

外資系がだめ、って言ってる訳ではありません。株主、お客様、従業員(+家族)、ステークホルダーの方々に胸張って話せるだけの仕事をしてる人、何人いますか?

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