いよいよギリシャ再選挙、というか、ようやく再選挙。
選挙終盤まで、NDとSYRIZAの支持率は均衡。選挙戦終盤では、メディアを通じて、国民世論がようやく、「ユーロ脱退すると大変なことになるらしい」という事に気付き始め、あわてたSYRIZAが、(乱暴に言えば)「緊縮財政放棄&ユーロ離脱」から、「緊縮財政の緩和をEUに求める」という路線にシフト。
NDはSYRIZAの路線緩和に伴い、票流れを懸念して、同様に「緊縮財政緩和路線」に歩み寄るという茶番、もとい、妥協を模索する流れとなった。結果は明日にならないとわからないが、今回NDがボーナス議席50!を獲得するのであれば、EUは「緊縮財政緩和路線」を多少受け入れる形で、事態の収束を図るのではないか?
なんにせよ、組閣には1-2週間かかるのでしょうから、明日1日で結論を出すのは無理。週末の報道は、「月曜日から市場は大荒れになる可能性がある」的な論調が多かったが、明日は比較的閑散もみあいの一日と予想している。
仮に、市場急変となった場合も、主要中央銀行の緊急対応、G20による口先介入など、もろもろの(付け焼刃)対策は期待でき、一直線に崩壊に突き進むことはないでしょ。しかし、週末の報道は、悲観的な欧州関連記事が多かったけど、国内では消費税法案がクライマックスを迎えている。
もっとこの話題を盛り上げたほうがいんじゃない?国民受けが悪いのは分かるけど、野田政権&谷垣自民(の一部)は、あるべき方向に向かっていると思う。「マニフェストをすべて放棄するとはけしからん」と言っている、方々よりはよっぽど骨がある。
社会保障、所得税、相続税についてもよろしく頼みます。あと、、、アクセルとブレーキ両方踏むのはやめようよ、ダムとか新幹線とかさ。。。気持ちはわかるんだけどね。
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