2010年10月3日日曜日

中国外貨準備ギリシャ債投資再開

こんなコメントを5月にしておりましたが、やはりギリシャ債BIDに出てくるのは中国だった。日経の報道によれば、中国が外貨準備の投資先としてギリシャ債を再開するのだとか。。。

中国が買う(買いまくる?)という連想は、5月の段階でしていたのですが、米国とのアコードはなさそう。私の発想が貧相だった。。。中国の、中国による、中国の為の投資。。。それ以外何物でもない。

資源、資金を武器に、最近の傍若無人ぶりは目を見張るが、戦後の米国もやり方は違うとはいえ、『オンリーワンを誇示するために何が出来るか?』それだけに腐心していたように思う。現在の中国とそれが被るのは私だけではないだろう。

秩序だった、動きを切に祈るばかりである。本件に関するコメントはどうしても、歯切れが悪くなってしまう。。。

2010年5月5日水曜日


ギリシャ格下げ

先週突然発表された、S&Pによるギリシャ格下げ。発表されたタイミング、幅、全てがサプライズであり、当然マーケットは崩壊した。

こうなると、、、『格付け会社め、、また何かやったな?』と疑いの目を持ってしまうのは、私だけではないはず。

ギリシャ債のセカンダリー市場は比較的小さく、一日の売買高はたかだか500億円程度だという。ギリシャのソブリン懸念は前から言われていた事であり、所謂ファストマネーはすでに売却していたが、インデックス落ちしていなかった分、投機的等級への格下げはパッシブ運用の自動的な売りを誘発する。

今回はムーディーズが投資適格級にとどまっているので、パニックは回避された形だが、仮にムーディーズを含む格付け機関が投機的等級への引き下げに追随した場合、セカンダリーマーケットはパンクするのが目に見えている。

そんな時誰がBIDするのか?兆円規模のBIDですよ??? 外貨準備くらいしか思いつくものがありません。結局中国に頼るのか?

くどくどと言いましたが、私の様な、斜に構えた人間は、、、ギリシャ投機的等級に格下げ→パッシブ投げ売り→セカンダリーパンク→中国全部買い→IMF公的サポート拡大→ギリシャ債切り返し→中国儲かる→米債買う(売らない)

ようは米国の引き金という事を言いたいのですが、さすがにそんな訳ないか???

関係ありませんが、、米系の某社がSECと戦っているようですが、この辺は明日のわが身かもしれませんので、コメントを控えさせていただきます(笑)

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