米国企業の相次ぐズッコケ決算大会を受けて株式市場が溶けている。日本株も足を引っ張られる形で、昨年の安値を伺い始めた。そういえば先日のコメントで『日本のリスク性資産は昨年の安値を更新することはないと思う』と書いてしまった、、、ちょっと豪語するのは早かったかな(寂
先週日銀が先月決定した緩和策の詳細を公表した。国債買入の詳細については、市場予想とは異なった配分となったが、個人的には良く出来た配分という印象。
超長期の買入が少ない!と大騒ぎする人がいましたけど、超長期金利(=10年以上)が上がって困る人は運用側にはあまりいません。イチ個人としては住宅ローン金利なんかが上がるのは困るけど、、、生保の運用担当者なんかは大喜びしているのでは?
社債買入れオペ。これはただのポーズ。欧米の中央銀行がリスク性資産をなんでも買います!状態なので、日銀もちょっとだけやったフリ。もっとも1年以内の高格付けを買っていただけるということで、証券会社の資金繰りは少々楽になります。
CPオペは市場発行残高の20%くらい買い取る形になるわけですが、これはかなり効果がある。
諸々の買入れオペで換金された資金がFBではなく、インターバンクなどを通じて、民間内でのレバレッジをサポートする事を期待するのみです。。。少なくとも昨年末からスタートした、企業融資担保オペ(←おそらく正式名称違います)でこさえた資金は、まったくインターバンクに出てきてませんから、、、
欧米金融は悲観一色ですね。特にユーロ圏が酷い、、、欧米の暗いニュースはまだまだ続くと思いますが、昨年来ストラテジーに変更はなし。自己資産は75%は安全資産、残りの25%は日本のリスク資産と資源国(特に食料系)通貨ロング!
もっとも、日本が移民政策導入、食料自給率の向上、軍事国家への転換、などを始めた場合、他国通貨ロングはありえませんが、、、そんな英断は今の政治にはありませんよね。
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